renovation
大規模修繕
マンションの大規模修繕の重要性とは?
マンションに求められる性能・機能は、ライフスタイルの変化や設備機器の進歩等により年々高まっており、近ごろの新築マンションの性能や居住性は著しく向上しています。これに伴い高経年マンションでは、極度に老朽化が進むと、安全で住みよい環境への回復・改善に莫大なコストがかかると共に、資産価値の低下にもつながります。
そこで必要なのが定期的な修繕。建築後一定の年数を経過したマンションでは、計画的に修繕及び改良工事を実施することにより、物理的な老朽化の防止に加え、陳腐化を防止し、その品質及び価値を長持ちさせていくことが可能です。
大規模修繕コンサルティングとは?
大規模修繕工事を実施する方法としては主に『責任施工方式』と『設計監理方式(コンサルティング方式)』がありますが、近年では『設計監理方式(コンサルティング方式)』が主流となっています。 専門の知識・ノウハウを有する大規模修繕コンサルタントが、第3者の立場で関わることにより、管理組合様にとって最良・最善の大規模修繕を実施することが可能となります。
責任施工方式
建築士を有する施工会社を選定し、調査診断・改修設計・監理、資金計画から工事の実施までの全てを請け負わせる方式。
設計・監理と施工が一体化するため、工事内容と費用内訳の関係が不明瞭となりやすく、また、技術的知識が施工会社のみに偏るため、正しい判断で必要な工事内容を定めるという点で問題となる場合があります。責任施工方式は一般に建築会社の請け負う工事となります。
設計監理方式(コンサルティング方式)
調査診断・改修設計・施工会社の選定・資金計画等の設計・監理業務と施工業務を分離する方式。設計・監理業務は主に建築士又は建築士を有する建築設計事務所に委託します。
設計・監理と施工が分離しているので、客観的に工事内容を定め、管理組合の立場にたった工事監理が行われます。工事内容・工事費用の透明性の確保、責任所在の明確さなどの点で望ましい方式であるといえます。
大規模修繕コンサルタントに求められる能力とは?
大規模修繕コンサルティングを上手く進めるには、建築・法規に関する深い知識と、高い管理能力が求められます。
秀コーポレーション一級建築士事務所は、創業から30年以上、数多くのマンション設計・管理に携わってまいりました。その経験より得た豊富な知識とノウハウにより、管理組合のあらゆる業務をサポートさせていただきます。
秀コーポレーションの強み
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建 築
建築士や設備技師など建物にかかわるすべてに精通する能力が秀コーポレーションの強みです。
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管 理
管理規約・区分所有法等、管理組合運営に精通する能力が秀コーポレーションの強みです。
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法 規
瑕疵保証問題の解決・契約内容の確認・完成保証の確認など、法務的解決能力が秀コーポレーションの強みです。
大規模修繕のフロー
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① 劣化調査・診断業務
・追認調査
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② 仕様書・設計図作成
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③ 工事範囲・予定金額決定
・工事内訳書の作成
・見積要綱書の作成
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④ 施工会社入札
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⑤ 施工会社選定
・見積書のチェック
・施工会社選定の助言 -
⑥ 施工会社決定
(臨時総会にて承認)
・臨時総会の参加
・工事契約書のチェック -
⑦ 工事請負契約
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⑧ 居住者への工事説明会
・工事説明会への参加
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⑨ 改修工事着手
・施工計画書の承認
・監理報告書の作成
・総合定例、分科会(週2回程度) -
⑩ 中間検査
・工事費増減の確認
・残工事の確認 -
⑪ 改修工事完了
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⑫ 完了検査
・竣工図のチェック
・引渡書類のチェック
・監理業務報告書の作成 -
⑬ 引渡し
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⑭ アフターサービス
・1年点検立会い